« 今日の運勢なんぞを見る | トップページ | 破滅型芸人 »

これもコンプライアンス事項か

茨城県稲敷市???どこじゃと思っていたら、要するに江戸崎町、新利根町、桜川村、東町の合併なのですね。昔は佐原ー土浦間をJRバスでよーく乗ってました(江戸崎駅で連絡乗り換えがほとんど)が、今は全体的な減便に加え、佐原側は代替バス(桜東バス)になっており、簡単とは行かないようで。その分、江戸崎地区は東京からのバスがあるから、便利になったともいえます。
---------------
で、萩本欽一氏の茨城ゴールデンゴールズの本拠地があるということでも有名でしたが、昨日ですか、一度はやめますといった球団を、再開することにし、新生茨城ゴールデンゴールズとして再生したようです。
この原因を作った件については某重大事件(・・・張作霖の一件みたいな表現だな・・)ということで詳細の論評は避けます。ここで、私が思ったのは「中小企業のコンプライアンス経営」にこのようなことがないかという一例で解釈できないかと思うのです。
萩本欽一氏は、今さら言うまでもなく、演芸界ではもう雲上の人で、使命感を持って野球に入っていった人だと言えましょう。かつ、アグレシブに活動しているかたであります。長野五輪の閉会式プロジュース等で海外でも、日本通には知られていると聞きます。そのぐらいの舞台に立った経験豊富な、浅草演芸を代表する人が、カメラの前で「・・・やめます・・・」としかいえなくなってしまったというのは、自己責任感が強い人だけに頭の中が、対策と、対応と、責務と、・・・ハレーションを起こしていたのでしょう。
特に中小企業では、責任を大将が抱え込むところがあり、こんなことを言うと職員が動揺するからといって、口を閉ざす可能性が結構あるんだと聞きます。実は以前ガソリンスタンドの倒産が相次いだ時も、そこを職員にひたかくしして、結果的にさらに傷口を広げてしまったという事例が多かったのです。資金のあるところや、大型フリートチェーンがセルフシステムで生き残ったのに対して、町の燃料屋さんはぎりぎりまでなんとかしようとして、資金繰りを苦労し、「生業」を生かそうとする。農耕民族の血があると見えます。
当時、日本に指導しに来た米人のコンサルに、合った事があるのですが、いわく「クレージーである。我々なら商売の目算が狂ったことが分かれば、さっと引いて次の職種に振り変える。日本人のその特性が理解できない。」・・・事実外資系の元売のところではその方針で転業を勧めたところもあります。したがって、日本石油が、左前だった三菱石油を吸収したときは、給油所の中では「外資のような、日本語の分からない業者の吸収合併にならなくて(つまり日本の商慣習を理解している業者に代わって)よかった」・・・という言葉がありましたね。(当時の日刊油脂新聞あたりの記載の記憶です)・・・(とはいえその後合併後の会社内の整理統合はすごかったと聞いています。)またこの直前、沖縄県内の複数のスタンドチェーンが外資元売から離脱し国内元売に一夜にして変わってしまったという話も聞いています。(そういえば、そのあと当選した現 沖縄県知事の稲嶺氏は燃料油小売業を幅広く商っていましたし、業界団体を束ねていると聞いています。関係あるのかは分かりませんが。)
-------------------------
萩本氏の話に戻りましょう、間違ったことはすぐに謝る。責任を取るということは、彼の印象をよくしたのではないかと思います。また彼は苦渋をにじませて、腹のそこから語りました。ただそれが、チームのみんなに説明がされていればよかったのですが、そういう状況に彼はなろうとしてもなれなかったみたいです。意外と中小企業では、このようなことを話せず、自主廃業とか出てきてから大将に不信感だけ抱くという現象があるのではないでしょうか。
もちろん結果論として、今回の一連の対応が萩本氏の人間的価値を下げるものではなく、かえって上がったのだと私は見ています。しかも残ったGrみんなにとっても。もう某重大事件は当該本人の自主性に任せることが、関与した全員にとっていいのではないかと思います。
-----
(PS)
やめるんじゃない!励まし・選手の言葉に欽ちゃん決断[読売新聞社:2006年07月23日 09時26分]
 球団解散宣言を撤回した「茨城ゴールデンゴールズ」の萩本欽一監督。早期の決断を促したのは関係者の励ましや選手らの言葉でもあった。解散宣言の直後、萩本監督に日本野球連盟の松田昌士会長から直接、電話があった。「やめるんじゃない。あなたの後ろに何百万人がいるのか分かっているのか」と強い口調で励まされたという。選手一人一人の言葉や動揺ぶりも、細かく監督に伝えられた。女子選手の片岡が「欽トク(萩本監督の愛称)と野球をやるのは幸せでした」と、涙で語ったという。
 わずかな日数で宣言を撤回することに対するためらいはあった。萩本監督は「決して軽い気持ちで解散と言ったのではない」と話す。

|

« 今日の運勢なんぞを見る | トップページ | 破滅型芸人 »

コメント

他のブログでは、時に少数意見として「老害」「腐った爺」とか礼儀も知らないんだろうなこの人みたいな感じで萩本さんを批判してる人がいるけど、あそこで謝罪・解散をしたからこその1万人以上の署名、そして撤回なわけで、某パロマ社長とか、育英高校野球部の対応の悪さでの予定通りの世間の反応の悪さと比較して、やはり萩本さんのほうがこれらの馬鹿な人間よりも数段人間的価値は上、と見るのが自然でしょう。
この点、萩本さんだけを取り上げて叩いているブログ管理者の人たちはどうやって説明をつけるのかなあ?と疑問がわいて仕方がない。一部では山本を叩くべきを嫌いだからという理由だけで欽ちゃん叩きしたりする人もいるようで・・・。そういう先入観を捨ててからちゃんと話をしろよ!とそういう人には言いたいところですけどね。

Yahoo!投票でも、まあ、その前の解散すべきでないという答えとそのままスライドするような感じで「賛成」票が80%近くのようです。世間は多分、他の最近やたら多い不祥事における企業・団体の責任の取り方と比較しながら欽ちゃん、やっぱさすがだねぇ~!と思った人が多いと思います。私も実際そうですし。

投稿: blue | 2006年7月23日 (日曜日) 22時51分

もともと誠実さが光る人柄だからこそ、の世間の受け止めですよね。お天道様はちゃんと見ているっていうのはこういうことです。自分は果たしていつも誠実に生きているだろうか?考えてしまいました。

投稿: TX650 | 2006年7月24日 (月曜日) 01時12分

ありがとうございます。
間違っても、マイクの前で「お金稼ぐって悪いことですか・・」といった「類似品」にはなりえない(以下自粛しながらも爆笑)

投稿: デハボ1000 | 2006年7月24日 (月曜日) 12時44分

誠実であること、嘘のない関係であること。簡単に言葉ではあらわせるけど、難しいことです。
自分があの立場だったら、と考えると、とても真似出来ないんじゃないのかなぁ。そう感じます。

投稿: mac | 2006年7月26日 (水曜日) 22時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/11069281

この記事へのトラックバック一覧です: これもコンプライアンス事項か:

» いいじゃない「解散なしよ」だって [MAC`S GADGET ANNEX]
欽ちゃん球団の一連の解散騒動、「解散なしよ」とまずは一件落着となりました。 巷では無責任にいろいろと外野が騒いでおりますが、個人的にはよかったと思ってます。 メンバーであるタレントの淫行事件、その引責による... [続きを読む]

受信: 2006年7月26日 (水曜日) 22時32分

« 今日の運勢なんぞを見る | トップページ | 破滅型芸人 »