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続 今週の見本市

今週の見本市といいたくなるほど見本市ばっかり。その2です。
今回は2006年自動車部品生産システム展:(http://www.nikkan.co.jp/eve/) である。私なりの、印象を書いてみます。
「またまた細密なディティールばかり見てきて…って声」はい、そうです。私はどっちか言うと、自動車産業の川下から上流へ歩いているのです。そこで、他の機械工業に転用できるコア技術が結線・創造できれば、これは一つの見識と思っています。(程度問題ではありますけど・・・)
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(ソディック)
放電加工機としては有名であるが、その加工方法として、ワイヤー方向の微調整ができるというものを見せてもらった。特殊なネジ(2条ネジ・・・)に使える面白い加工法である。しかも、ミリングなどの共生を考えたエンジニアリングのコンセプトを描いているのは、さすがだと感じている。
(兵神装備)
エポキシやグリースの定量塗布用ポンプとして有名である。実際にあったことがない会社だったので、色々定量塗布についての考え方(特に防爆対応について)話し込む。面白いデータベースを送ってくれるということに。
(日本トムソン)
かなり薄いX-Y電動テーブルを作っていることがわかった。何かに使えそうだ。
(FANAC)
1週間段取りなどを自動化する装置を提案・・・ですけどあんまり意味がある活動とは思えないなあ。
(羽根田商会)
アトラス社の代理店というので空気圧縮機だと思ったら、電動トルク検出器(しかもエア作動でない)。へーというので見てしまった。接合技術では根本的に同じ考慮を抱えているんだなあ。
(森精機製作所)
こういう展開もあるのか。・・・というのは工程に何個切削工程があったとして、工程を変えるときにマシンレイアウトをあけやすいよう、いろんな加工機の外寸があわせこんである。これは意図としてはおもしろいけどなあ・・・・ソディックに比べるといまいち覇気がない気が・・・
(東京精密)
自動3次元測定のデモを見せてもらった。けど、使いこなすの結構大変そうだな。
(エンシュウ)
浜松ホトニクスとの協同展示でファイバーレーザーの新機種を展示。だけどね、やっまり接合面の加工精度が高くなければならないというところは相変わらずである。エンシュウはもう一寸面白いマシンを持ってるんだけどな・・・。
(キタガワエンジニアリング)
バリとりの加工を自動機でおこなってる。ただ投資効率に見合う作業をさえrたれるかな?・・となると作業者の問題でもある。
(豊田鉄工)
これ、「第3回モノつくり」部品大賞」の展示である。クラッシュボックスという強度材を見ると、こんなにテスト状態とおなじ状態にクラッシュするのかと疑ってしまうけど、それなりのバックデータはとってるみたいですね。
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というわけでこのほかにも、いろいろみっちりと話を聞いてきました。今後どうやって生かすか。自動車自体に固まった機構検討は、フレキ性を失うことになるから、こんなところからも、しっかり動向を見つめていきたいです。それを知って工業界に関与するととっても強い武器としたいなあ。(できるかな?)

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コメント

デハボさんが「自動車産業…歩いている」という認識自体に問題があるような気もしますが。自動車技術者というのは、自動車を運転したりいじったりがが好きで好きで…というベースがないと勤まらない、と、多くの自動車技術者と仕事をした経験から思います。
他分野に流用できるネタさがし、というのは、これはよくわかります。

投稿: TX650 | 2006年6月21日 (水曜日) 10時26分

>自動車技術者というのは、自動車を運転したりいじったりがが好きで好きで…というベースがないと勤まらない、と、多くの自動車技術者と仕事をした経験から思います。

それはあるべき姿だとは思いますが、充分条件ではないと思うようになりました。

投稿: デハボ1000 | 2006年6月21日 (水曜日) 18時27分

そういう方は「自動車技術者」ではなく、彼らからの依頼で仕事をする「要素技術者」だと考えます。

投稿: TX650 | 2006年6月21日 (水曜日) 19時01分

>そういう方は「自動車技術者」ではなく、彼らからの依頼で仕事をする「要素技術者」だと考えます。

そういう考え方ですね。そうなるとメーカーの中にも要素技術で甘んじている(言い方がよくないけど)技術者もいるなあ。(もちろんそうでない人が圧倒的に多いのが普通)・・・なんて思ってしまいました。
要素技術自体は「工業全体では」大切なことを知った上で。

投稿: デハボ1000 | 2006年6月21日 (水曜日) 22時28分

「そもそも自動車とは一体何なのか」とか、「今つくっているこのクルマはどんな人が、いつ、どんなところで乗るのか」とか、「自分が運転するとしたらどんなクルマであってほしいか」とかいうことを常に意識しながら自分の担当部位を考えているかどうか、というところが両者の分かれ目のような気がします。
勿論「自動車技術者」と「要素技術者」とどちらが大切か、とか、どちらが上位か、とかいう議論をするつもりはありませんので念の為。

投稿: TX650 | 2006年6月22日 (木曜日) 00時46分

>勿論「自動車技術者」と「要素技術者」とどちらが大切か、とか、どちらが上位か、とかいう議論をするつもりはありませんので念の為。

ゴールに達成するための自分のなすべきこと、なさねばならぬことを知りつくして、かつ行動する技術者は、車業界に限らず、優秀な人材ですね。

投稿: デハボ1000 | 2006年6月22日 (木曜日) 08時48分

話は違いますが「浜松ホトニクス」が正解です。商号や商標は特に正確に書かないといけませんよ。(注:あらほんとだ。直しました)

投稿: TX650 | 2006年6月22日 (木曜日) 13時32分

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