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外燃機関

昭和44年末父親が外国から帰ってきた。確かまだ物干し台くらいの規模しかなかった立替前の大阪空港(伊丹)の国際線展望台で、香港経由で帰ってくる父親を待った記憶がある。日航のコンベア880に乗って帰ってきたと聞いているが、相当離れて付いて、バスに乗ってきたらしく、どの飛行機か記憶はない。
父親は、砂糖精製プラントの設計技師として1年間マニラの近くに行っていた。香港で1日休んだらしい。
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当時のことだから、海外に行ったとなるとお土産が・・・というのが通例である。今みたいにマイルが溜まって海外にということもなく、外貨持ち出し制限があったかなかったかという時代であるから、珍しいもの好きの方が結構集まってくれた。ちなみに、出迎えには会社の上司もきました。
当方へのお土産は・・・菓子類はいいのですが、「蒸気機関の模型」要するに絵に描いたような外燃機関である。これは沸騰型のボイラーを登山用固形燃料(キャンプ用品店にあります。チョコレートみたい。)であぶって沸騰させて、其の蒸気でピーとかいう汽笛を鳴らす、メインは大きなフライホイールをまわして動力を取るという小型蒸気機関である。いやあ、科学するこころてのはこんなところにもあるのですね。安全弁も付いていまして、大体半時間位熱すると20ccぐらいの水が沸騰してきます。そしてスライドバルブ(これは簡単なものです)でピストンを駆動し、フライホイールをまわすというもの。飽和式なので、バルブから水(蒸気からの復水)がたれるが、これは回収せずである。(したがって皿が配置されている)1時間は楽しめます。
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さて35年たったいまは、我が家にあるんですよこれが。一度運転して見せたのが3年前。
ところが1週間ほど前、不在中に運転しようとした。すると、汽笛を付けるネジ(M5*0.7)の台座が外れて、タンクの中に落っこちているらしい。それを子供が、どうしたのかというと、ブリキ板をまげてこの上にエポキシ接着剤を使い、パッチを張り込んだのである。
「うごいたけど蒸気が漏れてきた」「なに・・・」2BAR程度としてもボイラーではやってはいけない作業ですね。これ。しらないものは仕方がないのです。もうしないでしょう。
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さて、補修しようとしても中に落っこちたネジを取り出せない。1種圧力容器の模型ですからといって侮れませんし、しかたないなあとおもいました。製造所の記載もなし、ということで類似品が市場にあるかを調べるべく、検索サイトを引っ掛けると・・・
http://search.12rikachan.com/cgi-bin/individual?code=152204にこんなのがありました。塗装違い・サイトグラス+銘盤が付いている違いがあるが、これだよ!
さらにたどるとこんなページを発見しました。http://www.jensensteamengines.com/hobby.htmどうもいろいろ、発電キットとか色々あるんですね。アメリカのサイトですが、どうもこの製品アメリカ製らしいですね。色々興味がわいてきたぞ。(基本的設計は35年前のとおなじなんでしょうなあ)http://www.jensensteamengines.com/にもサイトがあり動画が見られますが、この形のバルブ構造ではなく非常に簡単な機構です。

もっと驚いたのは、このような動力源を使って、こんなロボット機構を作って販売しているようです。二足歩行蒸気機関・ムカデ状態の足の動きなど・・・うずうずしてきた。(苦笑http://www.crabfu.com/steamtoys/これはたまらん!動画もあるから、学習用としてみるのも面白いですよ。
まあ意欲はあっても体力と金銭面がわたしのいまの問題なのですが、国内で同じようなものが購入できるというのは幸いです。問題はお金ですね。ご子息の学習や公的機関の学習教材としてだれかお求めになったらお知らせください。(笑)
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もちろん余得も確保したいです。古い駆動機構のほうも問題はボイラーだけなので、空気圧をいれて回転する機構(一部グリース塗布)に改造して、ある程度楽しんでから、どこかの学校に寄付しましょうかね。わーい。わたし、こういうのは自宅で持っているよりもみんなに見てもらうほうがいいと思います。港区の三田図書館の前に確か古いガソリンメーターが展示されていたとおもいましたが、そんな感じです。

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コメント

外燃機関と言えばスターリング機関ですかね。
最近、大卒の研究テーマで増えてます。面接で結構その話がでます。

投稿: mac | 2006年5月27日 (土曜日) 09時27分

最近、低温熱源(エアコンの室外機からの熱風など)からの動力抽出ということで改めて脚光を浴びてます。埼玉大(&サクション瓦斯機関社)での研究結果を見てきました。
蒸気機関はそのなかでも古典的なものですが、工学部の学生に「機構学」というものを勉強させる材料としてつかえそうです。C57見せるよりわかりいいかも。

投稿: デハボ1000 | 2006年5月27日 (土曜日) 20時19分

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