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過ぎたるはなんとかでして

過ぎたるは、及ばざる如し。
羹(あつもの)に懲りて、膾(なます)を吹く。

当方にそのような、慎重な態度があればいいのですが、どーしてもいけいけなところがありまして、突き進んだらまっしぐら、そのくせ時々ぐしゃっとつぶれるのです。
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さて今日は京浜東北線 鶴見-大船間がAM中故障による運休でした。まあその分保守体制を固めてくれるのならはいいのですが、リレーの焼損とかいうレベルだったりすると、「予防点検はどーした」と大声で言いたくなります。今日は大船付近は道路が相当混んでいたようですが、その影響でしょうね。

けど、この運休区間長すぎ・・・集中制御にしている面の悪いところがもろに出ましたね。相対する京急は、その点かなり現場裁量に任されているということから、フレキシブルなところがよく目につきます。さすがに今日は遅延や運休がでたそうですけど。一番かわいそうなのは横浜線のお客でして、目の前の横浜駅までたどり着けない。菊名で乗り換えるか、仲木戸に徒歩連絡するか、新横浜から振り替えていくか、いっそ新幹線で逃げるか(苦笑・・・小田急じゃああるまいし)という選択肢ですものね。
最初から「復旧には6時間かかります」というのはある意味親切なのか、能力の「低さ」を誇示しているだけなのか、6時間かかるということがわかってるならば、ある意味どこがどうわるいのかわかっているといえますので、へんですねえ。硬直化しているということなんでしょうかねえ。

まあ、過日の山手線の隆起事故などは、ある意味確立された工法だったのにい・・という認識がありますので、「事故がなくてよかったね」というべきでしょうね。見つけ出して電車を止めさせたのも、現場の力なんです。だから+方向と考えてもいいのかもしれません。ただ管理エリア目視できないぐらいひろすぎると、今日のようなことになるわけでして。
自動化・集中化というところの弱みはまさにそこにあります。とうい過去、日産座間工場にあったロボットによる車体組み立ては見せてもらったときは「すごいのう」といえましたが、反対に「生産設備が硬直化してフレキシブルに運用できない」ということを私は懸念しました。もっともフレキシブルに動かすのも動けないのも、担当する製造職・保全員の力量しだいではありますが。そして、やっぱり更新時期が来たとき、かの工場の車の製造は止まってしまいました。

トヨタのものづくりでよく言われる、「自動化」でなく「自働化」ということばの本質は「人が入ること」、そこだと理解しています。とどのつまり至る所は人・人財なんですね。松下幸之助曰く「我々は、人を造っています。そして家電品を造っています。」というのもそのこころはいっしょなのでしょうか。

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コメント

JRはあまりにもトラブルが多い(ハインリッヒの法則を連想してしまうほど…)し復旧が遅すぎるので、多少遠回りでも極力民鉄を利用するようにしています。
例:京急川崎→(京急線)→横浜→(相鉄線)→大和→(小田急線)→町田

投稿: TX650 | 2006年5月12日 (金曜日) 10時04分

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