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憧れとして残るマシン

やらなければならないことには、事欠いていないが、計画をしておかないと、だめなたちのようである。気がついたら水道代金を4ヶ月ためていて、さっき払いに行ったところで、携帯を会社に置いたままにしていたので、会社に戻るはめになった。かくて、(体調最悪となってしまったこともあり)モーターショーは公式ガイドブック購入だけで終わってしまった。計画の甘さがもろに出た。計画と言うと当方は、名だたる悪筆なので、ノートは他人が見てもなかなか読めない。ただそれでは、他人にも困るので、日程表は出来る限りPCに打ちこみ、もらった資料はスキャンしてさっさとホルダーにしまい、・・・ということを、このところ非常に励行している。そら、自分のミスで巻きこまれる社員の数が多くなっていくほど、かつ忘れっぽくなってくればくるほど、「もうやらない。そんなミスしたくない。」というのでそういうことを励行する。(あんまり学習能力がある人間ではなかったのだが・・・)
要するにこのフイードバック行動が、「自己認知」であろう。そうに違いない。ただし、それを肥大化させると責務という概念に陥って、神経的に負のスパイラルに入りこんでしまうから、そこまでは考えてはいけないのかもしれないけど。

とはいえ、技術の話になるといきなり身を乗り出すという、持ち前の好奇心だけは、自分はやっぱり捨てられない。今回のモーターショーは、商用車がないので、またぞろコンパニオンのおねーちゃん目当てのが多くて・・・と思っていた(反発して、晴海のころはもっぱら商用車と部品のブースばっかり見ていた気がする。)が、行った人の声を聴いてみると、技術のことについて突っ込んだ話をする客と、まともにしっかりと応対する説明員が多かったそうである。自動車が白物家電化して、存在が当たり前のようになってるため、もう一般大衆は自動車への憧れはなくなってしまったのか・・・とか言ってるのも、一方では耳にするが、次世代の自動車の前で技術論議をする人、勝手に触ってみる人が許されてきているようだし、なによりも、クラッシックカーや光岡のブースにえらく人だかりが出来てたというのは、まだまだ、自動車は何かしら、憧れを持ち得るマシンなのだと考える。
このところ、近所のクラシックカー好きの人が、なぜかレースカースタイルの車(輸入車でしたが、公道を走れるものでした)を売りに出して、代わりに買ったらしい、S2000を庭先に出して、せっせと手入れをしている。日頃は他の二台の車(セダン)を使ってるようだが、其の日もせっせと黄色いS2000をずーっと磨き、ボンネットをあけたりしている様子。憧れと成る機械。電車でもそうだし、車もそう。飛行機なんかも(簡単には買えないけど)そう。

もし、CMじゃないが、地図に載るものを作るのが、土木や建築、プラントというならば、実は、機械作りは、其の究極は顧客の夢を創り出す商売なのだろう。部品・冶工具まで含めて、製造工程のどの切片をとっても。また製造機械を手がける、どのセクションに取ってみても。べつに車に限らず、腕時計だってそうだしね。携帯だってそんな機能を取り込んでる意識もあるようだし・・・・・・・・
もっとも、夢見るものを創作したいのは、人間すべてにある欲求だとはいえるけれどもね

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コメント

> なによりも、クラッシックカーや光岡のブースにえらく人だかりが出来てたというのは、まだまだ、自動車は何かしら、憧れを持ち得るマシンなのだと考える。
そう、そこに人だかりができること自体、トヨタや日産など大手量産・量販メーカーのクルマが「白物家電」化して憧れの対象ではなくなってしまったことの反動なのではありませんか?

投稿: TX650 | 2005年11月10日 (木曜日) 00時26分

TX650どの
たしかにそう言う側面もありますね。
ただ、燃料電池車の一部など(特にT社のブースの2F部分)や、コンセプトカーは細かく見せてもらえるようになった(オネ―ちゃんが前でポーズをとるようではなかった)とか、以前とスタンスが変わったという意見もありました。
B9トライベッカが人気という話もあったんですが、本当かな???

投稿: デハボ1000 | 2005年11月10日 (木曜日) 00時59分

燃料電池車などを詳しく見たり聞いたりしていく人は、それはエコロジー志向の人、少数のメカマニア、それに業界人であって、旧来モーターショー来場者のボリュームゾーンであった、クルマに憧れがあったり、ファッション性やステイタスなんかを求める層とは同一視できないと思いますが。
S2000は、これは憧れるに足りる数少ない国産車のひとつだと思いますが、そのS2000に憧れる若者が多くないのは販売台数を見れば一目瞭然ですよね。

投稿: TX650 | 2005年11月10日 (木曜日) 01時21分

くる人の層が変わったという見方があるかも。
(というか単純に上に上がっている)
其の意味では正解は無いのかもしれません。来場者数は増えたようですが、それは期間が長くなったからだけというさめた意見は、結構あります。

他方、展示会に「詳しい人間をたたさないほうがいい」と言うことをいわれたことがあります。

投稿: デハボ1000 | 2005年11月10日 (木曜日) 07時05分

モーターショーの来場者層だけでなく、クルマに強い興味を持つ若い人が減った、というのは確実にあると思います。
本屋の自動車雑誌コーナーを見ても若者向けの雑誌が平積みになっていないし立読み客も少ない。なにより売場が昔より縮小されてますし。
いま毎日若い学生さんと話していても、(都市問題に取り組んでいるひと達ということで多少の偏りがあるにせよ)私達が若い頃と比べてクルマやバイクへの興味が薄いのを感じます。

> 他方、展示会に「詳しい人間をたたさないほうがいい」と言うことをいわれたことがあります。
これはついつい機密事項まで話してしまうからですか?それとも「後日ご説明にうかがいます」ということにして営業マン同伴で説明に行った方が商談が進むからですか?(自分のモーターショー説明員経験からいうと、どちらもあるような…)

投稿: TX650 | 2005年11月10日 (木曜日) 11時05分

>> 他方、展示会に「詳しい人間をたたさないほうがいい」と言うことをいわれたことがあります。
>これはついつい機密事項まで話してしまうからですか?それとも「後日ご説明にうかがいます」ということにして営業マン同伴で説明に行った方が商談が進むからですか?(自分のモーターショー説明員経験からいうと、どちらもあるような…)
僕は研究員という立場であったからか、前者でした。(けど展示会の説明・・・環境機器関係のときは、適任者ということで自分がしたことがありますけど)設計部の顧客担当部門は後者の理由だったと聞きました。

投稿: デハボ1000 | 2005年11月10日 (木曜日) 20時51分

2輪車なんかの場合は、来場客はユーザーの中でも友人や後輩などに影響力のあるオピニオンリーダー的な人が多いですから、そういう人に技術者が熱く語ることで大きな宣伝効果が見込めるし、また技術者の方もユーザーマインドを実感するという意味で得るものが大きいのです。
従って事前に機密保持上の注意や想定問答などを徹底した上で、第一線の技術者を積極的に説明員に立たせます。
大型車の場合も同様に事前徹底は行いますが、技術者を立たせる目的はどちらかというとプロである来場客の専門的質問に答えるため、という感じでしたね。

投稿: TX650 | 2005年11月10日 (木曜日) 23時53分

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