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関西人の関西人たる所以(1)

この前、他の方のBLOGにこう私は書きこんだのです。
ーーー引用ーーー
>今までテレビで「踊る大捜査線・ザ・ムービー」を見ていました。何度見てもこれは好きですね。
製造業では3現主義という言葉を使います。要するに「現場・現象・現実」という物がすべての製品製造の問題点見出しの大元になるわけです。けど、若い人の前でこれを説明する場合、相手さんによっては、イメージがつかめない。そこで最近は下記のように言って笑いを取るようにします。
「事件は会議室で起こっているのではない、現場で起こっているのだ」(爆笑)
良い言葉を作ってくれたものです。但し、講話の締めを笑いで「落とす」手法は関西人そのものですな。(苦笑)
まあくん  さんはそれに答えてこう書かれました。

Posted by まあくん 2005年10月16日 23:47
>デハボ1000さん
確かに関西人は「笑い」で締めようとしますね。あの習性は何でしょうかね?子供の頃から笑いを取ることが目立つことだと思ってるからでしょうか。(以下省略)
ーーー引用終了
たしかに、この点はどうも、当方、いまだに関西人の習性がぬけません。で典型的な関西人の事例をいくつか。
(1)月亭可朝と言う落語家がいらっしゃる。出囃子からして芸者ワルツです。(月亭一門は元々桂一門から飛び出した経緯があり、古い落語の形より新しいスタイルを模索する傾向があります。そのため座布団に座らず、立って漫談スタイルをとるのが多いです。)さてこの方がなんか女性問題で訴えられたとかで、当方も記者会見を見ていましたが「えらいすんませんでした」と頭を下げていて、フラッシュが焚かれた直後に顔を上げたら、トレードマークのひげがなく、その代わりに顔にマジックでなまずひげが書かれていた。おいおい。(私も覚えてましたが、後年桂 文珍氏が文章にしていました。
(2)日本橋のカメラやに(当時はフイルムの時代で、カメラ屋街がありました。)ヤスーいカメラが箱で山積み。本当に使えるのかなあと思った直後、其の後ろに大きな看板が、只一言「写る」。「これやられたらどんなキャッチコピーも作れない」と嘆いた、故中島らも氏。
(3)明石家さんま氏が大竹しのぶ女史との離婚会見で、二人の間に一女が居ることを指摘され、おもわず、「子はかすがいの甘納豆」といってしまった。すぐさま、氏の元に春日井製菓から甘納豆が大量に送られてきたという。
かく言う私も、大学の卒業研究発表会という大変緊張した雰囲気の中で「・・・えー、この写真に示すように、この加工方法をこの鋼材で行おうとすると、鱗片状の剥離が度々おこりました。年増の厚化粧の如き現象ですね。そして・・・(あっけにとられたのか、一瞬置いて教授陣・大学院生が大爆笑。しばし発表会は中断)・・・・・・・今年5月に所要で母校の教授(指導教官ではないです)を尋ねたとき、其の話を持ち出されていささか動揺しました。

ただ、落語が好きな人なら分かるように、相手に印象つけるように最後に決め台詞・・・というか落ちをつける話し方は、結構印象にのこりやすく、一方それをミスすると全く今まで話したことが無になってしまう。そういう「のるかそるか」の話し方は、結構馬鹿にされながらも、印象には残るようです。ただ顧客訪問とか学会発表でこれやってしまうと、怒り出す人もいそうですね。ですから、時と場所をわきまえて・・・・・・・・使いましょうね。

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コメント

> 「事件は会議室で起こっているのではない、現場で起こっているのだ」
先日お会いしたある大学の先生(私よりだいぶ若いんですけど…)もこの言い回しを使ってます↓。
http://orient.genv.nagoya-u.ac.jp/kato/jkato.htm#KOTOBA
結構いい線ついてますよね。

投稿: TX650 | 2005年10月18日 (火曜日) 23時52分

「笑いをとりたい」これは関西人特有のものなんですね。これは、東京で暮らし始めて改めて気がついたことです。東京には、ボケとツッコミの概念がないんですね。なので、ボケたらボケっぱなし。さみしいので、自分で突っ込むしかない(笑)。沢口靖子の最新のタンスにゴンのCM見ました?「タンスにゴンのCM契約終わってん。いつまでもあんなことやってられへんやろ。私もう26やで。誰が26やねん!」
この「誰が26やねん!」、これってまさに、私が東京でよくやってる「一人突っ込み」ですワ。

関西のボケとツッコミ文化って、どうやって生まれたんでしょうね。偉大な文化やと思う!関西に戻って、笑いの耐えない毎日を送りたいと願いつつ。。。

投稿: satchy | 2005年10月19日 (水曜日) 00時54分

satchy さん

そうなんですよ。なかなか分かってもらえないんですよね。上記の沢口さんの例でも、「あんな事すると品位が落ちる」とかいわれてますが、それは自分の基礎力をそのまま出しているわけで、演技の世界ではないんですよね。
「一人突っ込み、一人ボケ」を突如やりだしたので、「君ってそんなにまじめ(???)なのにそんなことやるの。」と本当に真剣に聞いてきた人がいました。ましてや「乗り突っ込み」をや。

投稿: デハボ1000 | 2005年10月20日 (木曜日) 20時49分

TX650殿
> 「事件は会議室で起こっているのではない、現場で起こっているのだ」
先日お会いしたある大学の先生もこの言い回しを使ってます。
http://orient.genv.nagoya-u.ac.jp/kato/jkato.htm#KOTOBA
結構いい線ついてますよね。

見ました。結構乗りのいい方と言うか才気溌剌という感じの方ですねえ。

で、このせりふを故大野耐一氏(1990年死去)が存命中に聞かれていたらとおもうと・・うふふですな。

投稿: | 2005年10月28日 (金曜日) 20時56分

まあ学者・研究者というよりアジテーターというキャラの先生ですが…

投稿: TX650 | 2005年10月29日 (土曜日) 00時33分

>まあ学者・研究者というよりアジテーターというキャラ

「全共闘」という言葉が頭をよぎりました。万民の交通事業者よ、決起せよ! なーんて。

投稿: | 2005年10月29日 (土曜日) 23時33分

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