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母なる機械

今日、私が偶然中古機械屋で見つけた、鉄板切断機を職場に搬入据付してもらいました。20年前の機械ですが、試験評価なら絶対役に立つ代物です。(量産にはさすがにきついであろう)
搬入・試運転に立ち会いましたが、こういう機械を触るのはわくわくしちゃいますね。基本的に工作機・特にマザーマシンといわれる切削機械や研磨機械はぞくぞくする快感を覚えながら、触っています。(腕はついていってません)
北 杜夫の文章に、学徒動員に出たときの話があって、曰く、旋盤の切子が青く光りながら飛んで行く様はとても美しかった・・・とかかいたのがあります(出典を失念しました)が、あの色はテンパカラー(この場合、鋼材が削られる際、一時的に切子の温度が上がるため青く見える)ですから、透明感があってきれいというところは、実感として私もあります。玉虫色といえばいいのでしょうか。
不器用な人間でも、機械加工をやってみたいという願望がおこる。そんな色です。けど、これ、にわか仕立ての作業者では出ない色なんですよね。マザーマシンてのは母のように優しくはないんですよ。本当は。

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